2013年3月11日月曜日

ウランバートル



 モンゴル、ウランバートルへ。MIATモンゴル航空のチェックイン・カウンターは、夏であれば、日本人観光客が目立つが、この時期は、モンゴル人が主のよう。段ボールの箱とか、多くの荷物を抱えている。重量オーバーで、トランクを開けて中から荷物を取り出して規定重量内に収めようとする人、あちらでは空気清浄機を2台預けようとして、重すぎる、と言われている、、、甘くすると、どれだけでも運ぼうとしてきりがないのであろう。かく言う私も、プロジェクトのモンゴル側スタッフの一人が出産で、そのためのグッズを日本在住の彼女の知人から預かってきている。日本ではごく当たり前の日用品も事欠く、それもまたモンゴルの現実である。今回、訪ねる機関へのお土産や現地スタッフへのお土産、限度の20kgに果たして収まるか、冷や冷やしてカウンターに立つ。19.9kg!お見事、であった。いつものことであるが、準備というより処理すべき仕事で出発直前まで、汗ばむほどにあたふたとしていたので、搭乗前にビールを一杯。
 冬の間、モンゴル航空は、東京とウランバートルの間は、月金と週にⅡ便しか運航していない。ひと足早く先週末にウランバートル入りしたメンバーのS氏は、成田1620分発のところ22時発でウランバートル3時着であったとのこと。この季節、ウランバートル空港周辺の天候が不安定のことによるらしい。幸い、遅れもなく、予定通りにウランバートル空港に到着。いつものようにB氏の出迎えを受ける。
 ホテルまでの道すがら、お互い片言のドイツ語での会話。JICAのプロジェクトで、現在の空港よりも遠方に新しい空港を造り、そこにアクセスする新しい道路もまた建設とのこと。逆にいえば、それまで現在のでこぼこ道が整備されないまま残ることになる。空港から都心までの道路のひどさといったらない。都心の一部を除いて同じようなもので、車が増加する中で、道路整備が全く追いついてない。
 B氏は、ウランバートルで、タバコの販売と喫煙が禁止されたという。ニコニコしながら「俺は吸わないからかまわないけどね」、「タバコのビジネスは、ぶっ壊れた」という。破れば罰金とのことだが、そこまでするのか、本当かいな、と思ってしまう。
 定宿としているFホテル。先発のS氏と会い、明日の打ち合わせ。ミニバーのビールを飲んで就寝、

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