2008年11月3日月曜日

鉄道博物館

 次男と鉄道博物館を訪れる。10時開場の10分前に到着するがすでに200人ほどが列をなしている。10時には、さらに後ろに同じくらいの人が並ぶ。連休中とはいえ、相変わらずの集客力を誇っている。むろん、子供連れの家族が多いが、子供を同伴しない多様な年代のグループも散見される。
 夏に次男とともにこの博物館の会員組織Teppa倶楽部の会員となった。年会費大人3,000円で入館が無料となる。そのうちに、いずれ、と思っているうちに今日になってしまった。次男はすでに3度目、彼について館内を回る。大宮駅の北、新幹線と在来線に挟まれた細長い敷地に同館はあり、その立地を生かし、館内から実際に走る列車を眺めることができるよう意識して設計されている。これは他にない魅力であろう。また、単に機関車や客車を並べるて展示するだけではなく、鉄道のシステムを学ぶ場や、実際に運転を体験する場も設けられている(次男がやりたいと勇んでいた「ミニ列車運転」は、開館とともに午前の予約が満杯となっていたが)。ただ、メインである機関車展示ホールは、詰め込みすぎでやや窮屈な印象を受けた。敷地が限られていることからしょうがないのかもしれない。また、ちょこまかと動き回る次男に引きずり回されて、ゆっくりと掲示をみることもできなかったのだが、鉄道とその技術的変遷そのものの説明が主となっており、それがどのような時代背景でもたらされたのか、そして、我々の生活にどのような変化をもたらしたのか、という点に関しての説明が希薄のように思えた。


 その後訪れた企画展「電車特急50年」は狭いスペースながらもおもしろかったし(子供連れは少なく、小生と同様のオヤジが目立ったが)、ライブラリーを設けているところも評価できる(目録をみると、鉄道をはじめとして交通関係の蔵書が豊富である)。また、列車を解放して、駅弁を食べさせる場としているところもユニークな試みであろう(次男は、漫画「鉄子の旅」の作者菊池直子プロデュースという「日本縦断弁当~こだわり西日本編~」を、小生は大船駅の鰺の押し寿司を食べる)。

 かつてイギリスのヨークにある国立鉄道博物館を訪れたことがある。大宮の鉄道博物館も明らかにここを参考にしているようであるが、規模はずっと大きい。同じように列車が展示されているが、長いホームに実際に停車するように配置され、ホームには、カフェテリアがあってコーヒーが飲めて軽食も食べられる。日本の新幹線0系も展示されている。オーストラリアのアデレードにある国立鉄道博物館にもいったことがある。そこでは、鉄道と広大なオーストラリアの開発、そしてそこでの生活との関わりを示していた。スイスのルツェルン近くの交通博物館、、、ドイツはミュンヘンのドイツ博物館交通部門、、、ウランバートルの、、、テツはとっくに卒業(落第?)していたはずなのだが、、、、、、

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