2011年6月26日日曜日

エクスカーション

 実習の一貫として、浦和にてエクスカーション。9時30分に浦和駅集合、中仙道から、県立図書館、文書館の見学の後、かつて地図センターにて地図教室を行ったときのルートに沿って、南与野駅に向かう。久しぶりに一日歩く。
 学生らにとっては日常の生活圏、しかしながら、見慣れた風景の中に、新鮮な発見、驚きがあったという。教室の中だけでは伝えられないおもしろさを、野外では伝えることができるわけで、そこにまた醍醐味があろう。
 思えば、学生時代、先生、先輩諸氏にいろいろなところへ連れて行ってもらったものである。あれは学部3年の時、指導教員となるY先生をはじめとして先生方が阿武隈へ大学のワゴンででかけるのに同行させてもらったことがある。地図を片手に、特に目的地もなく、おもしろいと思ったところで車を止めて写真を撮ったり、そこにいる人に話を聞いたり、、、夕方になると地図の中に温泉マークを探して、最寄りの温泉へ、、、混浴の温泉に浸かりながら、湯船に共に浸かるおばあさんに「ズロースはいつ頃から履いていましたか?」と尋ねるI先生、、、(I先生はまた次の日には、立派な温泉旅館で見事な値切り交渉をして、その宿からスカウトされていた。)皆が楽しんでいた。そうした楽しむ姿をみて、傍らにいる学生もまた興味を持たないはずがない!
 力不足にて教室ではおもしろさは伝えられないかもしれないが、自分の先生らから教わった野外のおもしろさは野外にて伝えられるかもしれないし、伝えたいとも思う。

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