2011年7月26日火曜日

下北沢

 今日はS大学。銀座の天賞堂でやっている「zゲージまつり」をのぞいて、千代田線日比谷駅へ、駅手前の鹿児島県アンテナショップに立ち寄る。1階は薩摩揚げ、焼酎などの食品、2階はレストラン、3階は、工芸品などを売る。薩摩切り子に見入る。我が家に数点あるはずだが、何処か戸棚の奥深く、、、ながらくお目にかかってもいない。薩摩切り子といえば、尚古集成館であるが、別途ガラス工房ができていて、黒い薩摩切り子を造っている。その作品群も飾られていた。黒も良い。1階の食料品売り場にて、かるかんと知覧茶、ボンタンアメを求めて、地下鉄に乗る。
 小田急線地下化工事中の下北沢で途中下車、駅周辺を歩く。小洒落た雑貨屋や古着屋、喫茶店、レストランが点在し、住宅地の中まで入り込んでいる。おじさんでも歩くのが楽しくなる空間である。駅前の近隣商業地が、商圏を広げる中で、面的に拡大、そして質的に変化したか。歩いた範囲内で、有機食材を使うレストランが2軒、自然食品スーパーが1軒あった。商売として成り立っているということ、有機を指向する人々らがいるということでもある。昼食としてラーメンを食す。
 帰りの新宿、タワーレコードに立ち寄る。Marcin Wasilewski "faithful"とJean-Pierre Fouquey " Railroad"。前者は"TRIO"に次ぐ2枚目、いかにもECM(最近はキース・ジャレットのケルン・コンサートをよく聴く)、後者は"鉄"ジャケ買い、、、思いのほかメロディアスで聞きやすい。

2011年7月25日月曜日

暑気払い

 大宮アルディージャの観戦者調査でお世話になったO氏が親会社Nへ移動になったとのことで、同僚K氏と共に、武蔵浦和ビストロアンにて慰労(祝賀?)会。今シーズンのアルディージャの調子、なでしこJAPANの活躍、、、そしてまた、O氏は、昨年12月のトリノでも一緒で、その時のことに話を咲かせる。食事、そしてワインがおいしかったことに、皆異論はない。今晩のお店の食事も(食にはうるさいK氏からも)好評であった。ここは、妻が、子供の同級生の母親らに誘われてランチに来たところ、その後、家族でも一度訪れている。「どこに行けばおいしく食べられるか?」母親の情報ネットワークはあなどりがたし。

2011年7月17日日曜日

秩父から「力」

 昨日は、「ふるさと支援隊」活動として、学生らと秩父市吉田阿熊の集落センターにて、インタビュー調査、そして、震災で中止となった昨年度の報告会。報告会には大勢の方々に来てもらえて、加えて、活発な質疑応答、さらには学生らとの車座の議論も予定の時刻を過ぎても続き、よかったかな、と。宿とするかおる鉱泉には、9時過ぎに到着し、夕食とする。学生らが地元の人のガイドで採った沢ガニを揚げてもらう。風呂の後に、学生の部屋でビール、気づくと2時を回っており、おじさんは退散。
 本日は、小鹿野の街、秩父ワイン(学生らは試飲、運転手の私は指を加えてみているだけ)、小豆沢の日窒鉱山集落跡(ずいぶんと朽ち果ててきた)、栃本関所跡、そして、三峯神社を経て、渋滞の関越を大学へと戻る。くねる山道(林道)、運転の仕方が悪いのか(家族に言われいることであるが)、途中で酔って気分が悪くなる学生。すいません!
 19時半に浦和駅西口にて、K大学N氏と待ち合わせ。裏門通りに向かって歩く。力の前には人だかり、と、「ウォー、、、」と歓声があがる。アウェーの浦和対磐田戦、レッズが点を入れたようであり、N氏もその場の雰囲気に圧倒された様子。行くつもりであった居酒屋ではなく、力の支店(?)に入る。入って案内された場所がスクリーンの真下で、相席のテーブルの対面はアベック。お店の中のレッズ・サポは皆スクリーン、すなわち我々の方を見ている。したがって、スクリーンを無視して二人で話すのもバツが悪く、スクリーンを時折見るふりをしつつ話す。試合は、後半ロスタイムでPKをとられたレッズが引き分けに持ち込まれて終了、力の店の中も気まずい雰囲気となる。K市にもJリーグのチームがあるが、このような場所はないとのこと、浦和らしい光景といえよう。

2011年7月12日火曜日

クレー

 竹橋、近代美術館のクレー展に寄る。久しぶりの展覧会。先般、渋谷東急で展示していたフェルメールの「地理学者」も見に行きたいと思っていたが結局叶わなかった(この「地理学者」はフランクフルトのシュテーデル美術館の中でも好きな作品の一つだった)。
 本務校の身分証明証はもたないが、J大学の教職員証にて割引、ありがたや。割引分+100円にて音声ガイドを借りる。クレーは好きで、ドイツにいたときには、コレクションがあると聞いていたベルンやデュッセルドルフの美術館へ何度かでかけていた。1987年には、ベルンで、ニューヨーク近代美術館とともに、けっこうな規模で回顧展をやり、2度見に行った記憶がある。その後、ベルン郊外にできたクレー・センターには残念ながらまだ行ってはいない。
 今回の展覧会にもクレー・センターのコレクションから多くがきていた。また、日本各地の美術館からも作品が集められていた。クレーの技法についてうまくまとめられていたと思うが、インパクトのある作品の数が少ないかな、という印象である。ますますクレー・センターに行きたくなってきた。
 平日の午前というのに、すごい人の数(9割方はおばさん、私のようなおじさんはわずか)。日本でもクレーはそれなりに人気があるのですね。

2011年7月4日月曜日

研究会

3、4日と、秋葉原ダイビルのS大学サテライトにて昨年度まで科研で共同研究をやっていたメンバーによる研究会。学生に戻って、ゼミで発表をし論評をうけるようなものである。新たな宿題がだされる。3日夜は懇親会、結局2次会まで顔をだし、終電間際の帰りの電車では2駅乗り越して、タクシーでの帰還。