2010年4月20日火曜日

ワイン

 浦和パルコ地下の大丸にて580円で購入したチリ、マウレ・バレー産のカベルネ終了。ここのところ、飲むペースが速まってきたような。ただ、580円であれば十分に満足のゆくレベルであった。
 ドイツへの留学時代、毎晩のようにビールやワインを飲んでいた。一晩で1人でワインを一本空けてもいた。質は別として、飲んだ量はそれなりのものがあったと思う。というのも、通常飲んでいたのは、円に換算して、2百円、3百円と言ったワインであり、近くのスーパーに行ってもこの価格がスタンダードであった。友人知人に招待された時に持参するワインが千円クラスで、それぞ高級ワイン、という認識であり、万というのはとても考えられない世界なのである。
 ワイン通の知人の話では、日本では2千円クラスのワインが最もコストパフォーマンスが高いとのことだが、2千円はあまりに高い。せいぜい千円、がよいところであると思う。という点では、今回のカベルネは正解であった。
 負け惜しみだが、日常、こうした安い(むろん安くてもおいしいものがあるわけなのだが)ワインを飲んでいるからこそ、良いワインを飲んだときにその良さがわかり、またその時の感動には格別のものがあるであろう。